始まりは、ハンドクリーム

これは、百年ほど前から続いてきた実話です。
ある所に集まって仕事をする女性たちには、手肌が際立って美しい、という共通点がありました。
ある所とは、石川県金沢市の金箔屋(吉鷹金箔本舗)のまかない(裏方・製造現場)。
厚さ数ミリの金を「金箔打ち紙」と呼ばれる和紙に挟み、1万分の1ミリにまで薄くのばしたもの。
それが金箔です。
その際、金箔の仕上がりを大きく左右するのが金を挟む「金箔打ち紙」の質。
手肌が際立って美しかったのは、この和紙の仕込みをしていた女性たちでした。

和紙を浸して仕込むための灰汁(どろどろとした液体)に含まれる、「柿渋」「大豆」「鶏卵」の成分が、女性たちの手肌に、とびきりの美しさをもたらしていたからです。
一般的な和紙を、なめらかで、しなやかな強さを持つ、良質の「金箔打ち紙」に変える力を持つ灰汁の成分。
その成分が、日々、灰汁に手を浸す女性たちの手肌を、みずみずしくて、透明感のある、丈夫な肌に変えていたのです。
この事実を一定の現象として認識し、化学的な研究による根拠・考察を加え、誕生したのが『絶妙レシピのハンドクリーム』です。

そして後年、その成分と配合をさらに精査・検分し、完成に至ったのが、『まかないこすめのスキンケア』が生まれました。